みつや琴の琴は大きなホールで聴衆のために演奏するための、演奏家と聴衆のための楽器として発達をしてきました。
雑音が少なく深みのある音で、演奏会場では非常に「遠鳴り」がするのが特徴です。 金属の弦を使っても上品で落ち着いた音色を出すことが出来ます。
桐原木の素材から選び抜かれ、永年に亘って眠らせ、名器としての素質に加えられる、真心込めた、名工たちの手造り。
その結晶として創りだされる『みつや琴』は日本伝統伝承を使命と心がけております。清冽な響きと、織りなす調和。
美しい音色に託して、『みつや琴』を世に送り出していきます。
代々受け継がれてきた技術の習得は決して優しいものではありません。毎日毎日繰り返し繰り返し永い年月をかけて体に覚えこませています。
その上で新しい試みに挑戦するにあたり、新しい技術を織り交ぜ、次の世代に引き継がれれば、私どもにとって最高の喜びとなるでしょう。